女性が活躍できるお勧めの職業に看護師がある。
医療業界の中の看護職の中には、国で定められた資格が必要な看護師や助産師、保健師に加え、准看護師の4つの職種が存在しているのはご存知だろうか。
都道府県の試験が必要となる准看護師以外は、いずれも看護師の国家資格が必要となる。
看護師の国家試験を受験するには、参考書などで独学ですぐに受験できるわけではなく、4年制の看護大学や3年制の看護短期大学もしくは看護師養成所を修業しなくてはならない。
国家試験は合格率が約90%なので、比較的合格し易い試験と言えるだろう。
見事合格すれば、看護師として全国どこでも働くことができ、生涯有効な資格なため、女性にとっては出産や子育てなどのライフイベントで一時休職していた場合でも、再就職先が見つけ易いのが魅力だ。
看護師の国家資格を持っていれば、看護師のスペシャリストとして認定看護師や専門看護師を目指せるほか、助産師や保健師の国家試験も受験できる。
ただし、助産師や保健師の国家試験の受験には、それぞれの養成所で1年の課程を修業することが条件となっている。
看護師は、患者の命に関わる重大な責任を担いながら患者のために働くこととなるので、人のために働きたいと考えている方で責任感の強い方に最適な職業と言えるだろう。
また、人材不足でもあることから、施設内保育所や寮の完備をはじめ、残業削減や有給休暇取得に向けた取り組みを積極的に行ない、より働き易い環境を整えているところが多く存在する。
現在では女性だけでなく男性の看護師も増えており、患者を抱えるなどの力仕事を分担できるなど働きやすくなっているのが現状だ。