女性の給料は少ないとは限らない

女性の給料は、男性に比べると低いと言われることがある。
実際に、平均年収のみを比べると男性の方が高い。
しかし、男性の場合は正社員で働き続ける人が多いのに対し、女性は非正規雇用で働く人が多くなるという差がある。
最初は正規雇用で働いていても、結婚や出産を機に働き方を非正規雇用に切り替える女性は少なくない。
仕事をパートなどの短時間労働に切り替えれば、それだけ年収も下がることになる。
非正規雇用や短時間労働が増えれば、それだけ女性の平均年収は下がってしまう。
そして、男性に比べると女性は昇進を望まないことが多いことも、給料に格差ができる原因のひとつだ。
昇進に関する考え方は、企業によって様々で女性を積極的に管理職にする企業もあれば、出世競争に関しては男性の方が有利になる企業もある。
そのため、昇進のチャンスは企業によって様々だが、給料を増やしたいのであればチャンスは活かしておく方が良いだろう。
勿論、家族との時間を大切にするために昇進をしないという選択も有効だ。
今の時代、女性だからといって稼げないということはない。
医者や弁護士、看護師などの専門職の場合、男性以上に稼ぐ女性というのも少なくない。
ネイリストのように国家資格が必要ではない仕事であっても、開業という道を選ぶことでしっかりと稼ぐ女性もいる。
そのため、女性でも男性と変わらない年収、もしくはそれ以上の収入を望むのであれば手に職をつけるなど女性が活躍できる働き方について考えてみると良いだろう。